​一夜だけ

朽ちて枯れそうな想いの余命を、光の中に伺っては、指折り数えて安堵する生活をしている絶望と希望の違いと戯れるのは、オレンジジュースのように、甘ったるい言葉でしか表せないけれど、それが憩いでもあって、簡単に漏斗してしまえる安心感がある。もしも、羽があって飛ぶことができたら、行きたい場所はたくさんあるけれど、身体がある今だからこそ、躊躇してしまうのだと思う。作用しない歯車の中や、触れられない指先で、僅に失い続ける、忘れられなさがなくなることはないと、知っていても、青になって、隣り合わせの眩さを追いかけていたい。

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