​「夜」​

2020/6/2

憂鬱が猫の毛みたい

 

僕の目はどこについていて

 

​桜の木の幹は誰が揺らしているの

 

箱の中身、待ち続けた連絡

 

いろんなものが迷惑にならないように

 

なにかしてしまわないように

 

慮る来客者のきもち

 

眠って過ごす六月

 

風邪をひく八月

 

もうすぐ迎えにくる

 

たくさんのアクシデントと

 

羽毛のように柔らかな幸せと

 

ものすごく遠くで鳴っている月の声を聞くための

 

とても長い筒を持って

 

夏を終わらせるために

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